容量を左右する入力値の収集と、空き容量の割合・追加割合の区別に関する実用ガイドで、CCTV録画容量を計算します。NexPro-Linkのプロジェクトガイドです。
セクション01
容量を左右する入力情報を集める
いいえ。容量は主に録画ビットレートと期間に依存し、カメラ台数と録画スケジュールも関係します。解像度、フレームレート、圧縮方式、映像内の動きはビットレートに影響しますが、一つの固定値を決めるものではありません。実測の平均値か、計画上の仮定と明示した値を使ってください。
カメラグループ、平均Mbps、1日の録画時間、日数、台数を用いて、回答を実務用の記録にまとめます。
| 検討項目 | 購入者の質問 | 必要な成果物 |
|---|---|---|
| 必要容量を左右する入力条件を集める | カメラの解像度だけで保存容量が決まりますか? | いいえ。 |
| 単位を統一した計算式を使う | 十進単位のテラバイトでCCTVの保存容量を求める式は何ですか? | 連続録画の場合は、カメラ台数に平均Mbps、保存日数、0.0108を掛けると、十進単位のTBで容量を求められます。 |
| 32台のカメラの例で計算する | 4 Mbps の 32 台のカメラが 30 日間に記録するデータ量はどれくらいですか? | 1日24時間の場合、この例の録画データ量は32 × 4 × 30 × 0.0108 = 41.472 TBです。 |

セクション02
単位を統一した計算式を使う
連続録画では、カメラ台数、平均Mbps、保存日数、0.0108を掛けて十進法のTBを求めます。別の録画スケジュールでは、さらに1日当たりの録画時間を24で割った値を掛けます。これは映像データ量を表すため、使用可能なディスク容量とシステムの管理領域は別に扱う必要があります。
入力値、単位、換算、式の項目を用い、同じ基準で選択肢を比較します。製品能力、プロジェクトの前提、運用責任は別々の列に記録してください。
セクション03
32台のカメラの例で計算する
1日24時間の場合、この例の録画データ量は32 × 4 × 30 × 0.0108 = 41.472 TBです。4 Mbpsは明示した平均値の仮定であり、すべての4Kカメラのビットレートを保証する値でも、特定の録画機に関する約束でもありません。
プロジェクト成果物では、カメラ1台当たりの1日GB、システム全体の1日TB、日数、合計TBを、入力値から検収まで追跡できるようにします。
- 「4 Mbpsのカメラ32台が30日間で録画するデータ量はどれくらいですか?」の回答を確認します。
- プロジェクトの計算項目を記録します:カメラ1台当たりの日量GB / システム全体の日量TB / 保存日数 / 合計TB。
- 製品能力、プロジェクトの前提、現場の責任は別々の記録に残してください。

セクション04
空き容量の確保と一定割合の上乗せを区別する
必要な録画容量を0.8で割ります。この例では、41.472 ÷ 0.8 = 51.84 TBの使用可能容量が必要です。1.2を掛けると必要容量に20%を上乗せできますが、算出した容量の20%が空くことにはなりません。余裕容量をどのように定義するか明記してください。
製品群を選ぶ前に、方針、計算、使用可能TB、空き容量の割合を記録します。こうしておけば、運用要件を暗黙に変えずに、後から機器を置き換えられます。
セクション05
使用可能容量をドライブ構成に換算する
いいえ。RAID構成、スペアドライブ、ファイルシステムへの割当、録画機の制限によって、ディスクの総容量から実際に録画へ使える容量が変わります。各段階を別々に計算し、対応する構成を確認してください。ドライブの公称TBの合計が十分でも、保存期間の要件を満たせない場合があります。
ディスク総容量TB、アレイ容量TB、システム予約容量、録画に使える容量TBを、システムの運用・保守担当者と確認します。

セクション06
ビットレート感度のテスト
スマート圧縮による一定割合の容量削減を前提とせず、代表的な低い平均ビットレート、想定平均値、高い平均値を比較します。各値の根拠となる場面と録画スケジュールを記録してください。試運転・立ち上げ後は実際の録画容量消費を設計と比較し、必要な保存期間を暗黙に短縮せず、設定や容量を調整します。
設計から調達への引継ぎ項目として、平均Mbps、録画データ量TB、余裕容量の方針、算出容量を整理します。
技術資料
これらの情報源は一般的な計画原則を裏付けるものです。最終設計には、必ず選定製品の最新データシートと適用されるプロジェクト規格を使用してください。




